【BuiltWith 活用法】
『BuiltWith(ビルトウィズ)』を紹介します。
BuiltWith はウェブサイトのスペックを調べることが出来るウェブサービスです。BuiltWithを使うと顧客、競合他社、自社ウェブサイトのスペックを簡単に調べることが出来ます。
BuiltWithとは
BuiltWith はオーストラリアのBuiltWith社から提供されているウェブサービスです。
BuiltWith を使うとウェブサイトのサーバーや実装されているタグなどを簡単に調べることが出来ます。
BuiltWithには2つの特徴があります。
・導入技術が丸わかり
・ブラウザの機能追加(アドオン)でも利用可能
導入技術が丸わかり
BuiltWithを使うと特定のウェブサイトで導入している技術が簡単に分かってしまいます。具体的には下記の項目を調べることが出来ます。
・ウェブサーバー
・プロバイダー
・広告タグ
・計測タグ
・モバイル
・ドキュメント情報
・言語
URLを入力すると該当ウェブサイトのスペックが表示される。
ブラウザの機能追加(アドオン)でも利用可能
二つ目の特徴は、ブラウザの機能追加(アドオン)としても提供されている点です。
ブラウザに機能追加するだけで、閲覧しているウェブサイトの導入技術が分かります。
Google Chrome の機能追加(アドオン)。FireFox 版も用意されている。
利用場面
顧客のウェブサイトのスペックを調べる
BuiltWithを使えば、取引先の顧客ウェブサイトのスペックを簡単に調べることが出来ます。顧客がウェブサイトやデジタルに対してどれくらい投資をしているのか仮説を立てることが出来るようになります。
また、ウェブサイトを重要なチャネルとして見ているかどうかを判断出来ます。
はてなブログのスペックの一例。
競合他社ウェブサイトのスペックを調べる
BuiltWithが最も役に立つのは、競合他社のウェブサイト調査です。
競合他社のウェブサイトのスペックを調べることで自社とのベンチマーキングに使うことが出来ます。
導入している計測ツール(Google Analytics)のIDまで見ることが出来る。
自社ウェブサイトのスペックを調べる
ウェブ担当者でもない限り、自社ウェブサイトのスペックについて知る機会はあまりありません。BuiltWithを使えば、競合他社と比較して自社ウェブサイトはどれくらいのスペックなのかを調べることが出来ます。
まとめ
BuiltWithを使うと簡単に競合他社ウェブサイトのスペックを調査することが出来ます。
以前に紹介したGHOSTERYを合わせて使うことで、より豊富な情報を得ることが出来ます。
競合他社とのベンチマーキングを行う際にBuiltWithを活用してみていかがでしょうか。
BuiltWith
BuiltWith Google Chrome 機能追加(アドオン)
BuiltWith FireFox 機能追加(アドオン)