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【StatCounter 活用法】

『StatCounter(スタットカウンター)』を紹介します。

StatCounterを使うと、全世界のウェブ・ブラウザのシェアを調べることが出来ま
す。PNG形式でのチャート出力、CSV形式でのダウンロード、HTML形式での埋め込みにも対応した便利なツールです。

StatCounterは、インターネット広告のプランニング、ソーシャルメディア選定、モバイル端末のシェア調査に役立てることが出来ます。

 

 

StatCounterとは

StatCounterはアイルランド、ダブリンに拠点を置くStatCounter社が提供するウェブ・ツールです。

全世界で提携した250万以上のウェブサイトから毎月送信される150億以上のページビューを収集・集計・解析して作られており、 人工的なウェイトバック(重み付け)は一切されていません。

StatCounterには三つの特徴があります。

 

豊富な統計データ

StatCounterの一つ目の特徴は豊富な統計データが挙げられます。
ブラウザ・シェア以外にも、下記のデータを調べることが出来ます。

- スクリーン解像度
- ブラウザのバージョン
- 検索エンジンのホスト
- デバイス別比率
- 検索エンジン
- デバイス機種
- OS

 

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ブラウザ以外にも豊富なデータにアクセス出来る。

 

データの絞り込みも可能

二つ目の特徴は、用途に合わせてデータを絞り込むことができる点です。
StatCounterではデバイス別、世界の地域・国別、期間でデータを絞り込める為、特定の条件でデータを抽出することが出来ます。

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任意の条件でデータの抽出も出来る。

 

アウトプットにも対応

三つ目の特徴は、データのアウトプットにも幅広く対応している点です。
PNG形式でのチャート出力に始まり、CSV形式でのダウンロード、更にHTML形式での埋め込みも可能です。

CSV形式でダウンロードした後に、エクセルでデータ加工といった使い方も出来ます。

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日本の検索エンジン・シェアを棒グラフでアウトプットした例。

 

利用場面

StatCounterの活用例を3つ紹介します。 

インターネット広告の出稿プランニング

StatCounterをインターネット広告の出稿プランニングに役立てることが出来ます。

ターゲティング・メニューを作る際に、検索エンジンのシェア、ブラウザ・シェア、デバイス別比率のデータを調べておけば効率的な広告予算の割り振りが可能になります。

  

ソーシャルメディア選定

特定の国をターゲットを対象にソーシャルメディアを運用する場合に、StatCounterのデータは役立ちます。

ターゲットとなる国でのソーシャルメディアのシェアを調べておけば、選定もスムースに進むでしょう。 

 

モバイル端末のシェア調査

ニッチな使い方ですが、メーカーごとのモバイル端末シェアを調べたい時にもStatCounterは使えます。

iPhoneユーザーが多いのか、それともAndroidユーザーが多いのかを調べたい時にも、StatCounterのデータは重宝します。

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日本のメーカーごとのモバイル端末シェア。

 

まとめ

豊富なデータを無料で使うことができるStatCounter。アイディア次第で活用法が広がりそうです。下記リンクから一度、アクセスしてみてください。

 

StatCounter

gs.statcounter.com